「スマホマーケティング」(吉田健太郎・著)はすぐ読もう!怒涛の時代の変化に飲み込まれる前に!

ようこそ、コツサイトへ。
きのカズです。
今日は「スマホマーケティング」(吉田健太郎・著)の書評です。
iPhoneが登場したのが2008年、
スマホは今年で誕生10周年を迎えます。
「スマホマーケティング」にこんなデータが紹介されています。
あるアンケート結果によると
68.4%の人が「スマホのない生活は考えられない」と答えています。
iPhone発売から10年で、誰がここまでスマホが普及すると予想したでしょうか?
そんなスマホの現状と未来を「スマホマーケティング」は様々な切り口で紹介してくれます。
スマホ時代の生活者の実態を多角的に紹介
- 「スマホマーケティング」の主な内容は以下の通りです。
- スマホメディアの現状スマホとケータイの違い
- パーソナルメディアとなったスマホ
- 情報量の増大によるユーザーの変化
- 川メディアと泥メディア化
- 情報の受け取り方は耳から目へ
- キーワード「LIFT」
- 世代を超えて定着したLINE
- 趣味と興味で繋がるツイッター
- 好きと仲良しをもっと繋ぐインスタグラム
- 実名で繋がる「社会」を表すフェイスブック
- スマホ時代の購買行動
- ハードルが高くなった購入への動線
- 5つに大別される「納得消費」
- 悩むより購入、4つの「逃げ道消費」
- スマホマーケティングの7つの起点
1. 購買の起点は「興味の顕在化」
2. スマホだからこそ「会話」を意識
3. 好意に繋がるキャラクターディレクション
4. スマホ完結型カスタマージャーニー
5. 「わかった気になる」動画で攻略
6. 生活者を動かし情報濃度を高める
7. 線と面と、2つのPDCA - ポストスマホ時代の兆し
・・という内容です。
この本を読めばスマホ時代の生活者の実態を効率よく理解することができます。
スマホは、たった10年でスマホは人々のライフスタイルや、
購買行動、企業のマーケティングなどを激変させてしまったのです。
その事実をタイムリーに確認できる1冊として貴重でしょう。
この本を読んで得た「予感」
そして、嫌な予感がするのですが、
10年後、世の中はさらに激変していて、
本棚から「スマホマーケティング」を取り出し、
「懐かしいなぁ。こんな時代があったんだなぁ」と
つぶやいているような気がしてなりません。
「スマホマーケティング」はとてもタイムリーで重要なことが書かれた本ですが、
すぐ読まないと時代遅れになるような気がします。
それくらい時代変化と技術革新は怒涛の勢いで変化しています。
みなさん、すぐ読みましょう。