『プロの時間術』は「仕事の小分けと時間割のセット」で意識を変える!

『プロの時間術』は誰が書いたの?

タイトルは『プロの時間術〜大人の時間割を使えば、仕事が3倍速くなる!〜』(方丈社)。

著者はブックライターの上坂徹さん。

著書多数で『企画書は10分で書きなさい』(方丈社)、『これなら書ける!大人の文章講座』(筑摩書房)、『10倍速く書ける超スピード文章術』(ダイヤモンド社)などがある。これらの本、僕は未読でした。つまり『プロの時間術』が初めて読んだ上坂さんの本になる。

結論から始めよう。

さて、結論から始めよう。

『プロの時間術』は時間術、仕事術、ダンドリ術など様々な術で繰り返される「仕事を小分けにしよう」というやり方について書かれた本だ。

先行する本たちとの違いは2つ。まず、「仕事を小分けにする」と「時間割をつくる」をセットにしたこと。
サブタイトル『〜大人の時間割を使えば、仕事が3倍速くなる!〜』とあるように時間術イコール仕事を小分けにするで終わっていないところが『プロの時間術』の画期的なところ!当然、それらのやり方についてページをたっぷり割いて説明している。

以上が結論。
といっても、あくまでも『プロの時間術』を読んだ個人的な感想ね。

『プロの時間術』には何が書いてあるか?

もう少し具体的に『プロの時間術』には何が書いてあるか紹介しよう。

① 著者の時間に対する「哲学」

② 「仕事を小分けにする」+「時間割を作る」

ということが書いてある。

ぎゅーっと要約するとこの2つになる。ぎゅーっ!

① 著者の時間に対する「哲学」とはどういうことか?
それは人生はどんどん時間がなくなっていくのだし、明日死なないという保証はないのだから時間を無駄なく効率的に使うべきだという考えだ。著者自身の経験とが成功した人たちへのインタビューから得た知見だ。

② 「仕事を小分けにする」+「時間割を作る」って何?
昔、エンピツと消しゴムをつけて消しゴム付きエンピツという大ヒット商品が生まれた。別々だった2つのものをくっつけて新しいものを生み出すというのは発明の常套手段である。

この方法が『プロの時間術』でも採用されている。それが「仕事を小分けにする」+「時間割を作る」をセットにした著者独自の時間術だ。

実は「仕事を小分けにする」時間術は目新しいものではない。『クラウドデッドライン仕事術』(吉越浩一郎・立花岳志著)『スピードハックス』(大橋 悦夫・佐々木 正悟著)でも紹介されている方法だ。だが、それらでは1ページに満たない少ないスペースで紹介されているだけ。その点、『プロの時間術』は1冊のうちかなりのページを割いて紹介している。その分、先行する本たちよりも分かりやすく「よし、やってみよう!」という気持ちにさせてくれる。

『プロの時間術』はすぐ真似したくなる本だが実践するのが難しい。それはなぜか?

仕事を小分けにして時間割をつくる。
あとはその時間割をコツコツと消化していく。
すると目標が達成されている。
というのが『プロの時間術』で書かれている時間術の極意だ。

仕事を小分けにするのも時間割を作るのもそれほど難しいことではない。
時間割をコツコツ消化するのが難しそうだと思った。
でも、やってみるとこれが違った。

小分けにするとは「小さく細かく分けること」である。
主に食品などに使われることの多い言葉だ。
例えばお菓子を小分けにする、おかずを小分けにして保存するなど。
愛が冷めたので妻を小分けにしてみた、口うるさい上司を小分けにした、といった使い方はしない。
小分けにする対象は分けても問題ないことが前提だ。
仕事は分けても問題ない対象だろうか?答えはイエス。
仕事にはプロセス(工程)があり、このワンプロセスを1つの区切りとして分けることができる。

だから、仕事を小分けにする作業は初心者でも新人でも中堅でもベテランでもある程度できると思う。
問題はその分け方でいいのか?というところだ。

意外と時間割にできるベストマッチな小分けの仕方は難しい。(←個人的な感想)

『プロの時間術』で紹介されている仕事の小分けの仕方

『プロの時間術』で紹介されている仕事の小分けの仕方はこんな感じだ。

おかずを好きなように小分けにしてください、というのと、おかずを4人分を適切な分量に小分けにしてください、では小分けの仕方がちがう。

多くの仕事術、段取り術は前者だ。『プロの時間術』は時間割が作れるレベルの小分けを求めているので後者になる。
適切な量で仕事を小分けにすることを求めているからだ。

僕は仕事を小分けにすることはできるが『プロの時間術』が求めるように適切な量で仕事を小分けにすることがうまくできない。

たとえば、電子書籍で出版するつもりとしよう。

電子書籍に必要な文字数は最低2万文字と設定。
2万文字を小分けにして1日2000文字を書くという時間割を作った。
時間割をコツコツ消化すれば10日後には完成しているはずだ。
しかし、10日後、予定の半分以下、8000文字しか原稿はできていなかった。
毎日コツコツがんばってサボったわけでもないのに予定は大幅に遅れている。
どうしてこんなことが起こったのか?それは小分けにする作業はしたが、自分の処理能力が追いつかなかったのだ。
仕事を小分けにする時、自分の処理能力を適切に見積もらないと正しい時間割ができないのだ。

『プロの時間術』を実践するならココに注意!

残念ながら仕事を小分けにする時「自分の処理能力を適切に見積る」方法は『プロの時間術』には書いてない。

「習うよりは慣れろ!」という言葉がある。

アスリートのように毎日練習することで身につくことがある。

「仕事を小分けにして正しい時間割を作る」というのはそういうことなのだと思う。

最後に、正しい時間割はまだ作れませんが、仕事を小分けにすることで効率がぐーんと高まりました。

著者の上坂さんがこんなことを書いています。

時間の使い方が変わる。意識が変わる。私自身がそうでした。大切なのはテクニックではなく、考え方なのです。

そう、大切なのはテクニックじゃないんだよね。

本を読み、実践し、少しずつ意識が変わること。

それが大切なのだ。

まとめ

『プロの時間術』に書いてあるのは

① 著者の時間に対する「哲学」

② 「仕事を小分けにする」+「時間割を作る」

実践するのは難しいが役に立つ時間術である

仕事を小分けにして正しい時間割を作れるようになるまで何度も読み返してがんばろう!

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