企画書を書く前に知っておきたい、企画を取り巻く環境の変化

ようこそ、コツサイトへ。
プランナーのきのカズです。

書店に行ったり、Amazonで検索すると分かりますが
「企画書の書き方」のような企画書関連本は世の中で
たくさん出版されています。

そういった本を読ませてもらってますが、
どの本にも触れられていないことが1つあります。
それは「企画書の書き方が変わった」ということです。

企画書の書き方はどのように変わったのでしょうか?
それは企画書と関連の深いいくつかの要素が変化しため、
企画書そのものも変化しているのです。

では、その変化を見てみましょう。

マーケティングの変化

AIDMAからAISASへ

以前、マーケティングの基本として「AIDMA」がありました。

AIDMAとは

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Desire(欲求)
  • Memory(記憶)
  • Action(行動)

の頭文字をとったものです。

ユーザーが商品を認知して購買に至るまでのプロセスを表しています。

このA、I、D、M、Aの各ステップをきちんとやれば商品が売れるという考えです。

ですから、企画書を書くときもこれらのステップを意識していればよかったのです。

しかし、1920年代に誕生し約100年間にわたり支持されてきた
「AIDMA」は21世紀に入り「AISAS」にその座を譲るようになりました。

AISASは

  • Attention(注意)
  • Interest(関心)
  • Search(検索)
  • Action(行動)
  • Share(共有)

の頭文字をとったものです。

AIDMAの「Desire(欲求)、Memory(記憶)」部分が
「Search(検索)」に置き替わり、
新たに「Share(共有)」が追加されています。

お分かりと思いますが商品認知から購買プロセスにWEBやSNSが大きな力を持つようになったのです。

情報収集の変化

デジタルツールを使った情報収集へ

インターネット、スマートフォン、SNS、RSSなどデジタルツールは情報収集の強力な武器です。

これらは今では当たり前ですが、2000年代初頭には無かったか、一般的では無かったものばかりです。

当時、どうやって情報収集していたかというと「書店」「図書館」「人」です。

情報収集のソースは本と新聞でした。

当時、専門書やバックナンバーをすぐ手に入れるために
事務所をわざわざ大型の書店や図書館のそばに借りました。

企画書を作成する時間が7日間あるとしたら3日か4日は
情報収集に時間を費やしていました。

あちらこちらの書店や図書館に出向かなければならないので
手間と時間がかかったのです。

でも、ここで手間をかけることでライバルに差をつけることができました。

それが今ではネットで検索したり、amazonでピッとやれば
目当ての本がヒットする便利な時代です。

その分、情報収集でライバルに差をつけるのは難しくなりました。

インターネット、スマートフォン、SNS、RSSなどデジタルツールを
正しく使って情報を収集するスキルが必須の時代になったのです。

マネジメントの変化

ウォーターフォールからアジャイルへ

以前、マネジメントというと全社的な事業計画を作り、
それを部門、チーム、個人へと落としていくやり方でした。

上から下へ落としていくので、このやり方を
ウォーターフォール式ということがあります。

日本の企業の多くはこのやり方でしたし、今でも多いと思います。

このウォーターフォール式に対抗するのがアジャイル式です。

アジャイルとはAgileのことで、機敏な、頭の回転の早いという意味です。

アジャイル式のマネジメントはスタートアップ企業などで採用されます。

まだ、明確な事業計画や経営目標はなく、ともかくやってみよう!
ダメならスピーディに修正しよう!という風にPDCAを回していくマネジメントです。

ウォーターフォール式は事業計画など大きな企画がはじめにあります。

その企画書はプリントアウトされ、分厚くて、きちんと製本され、
重役のデスクの上にドンと置かれている感じです。

企画のことが隅から隅まで設計されています。

この企画書の内容を社員全員で共有しましょうというルールがあります。

一方、アジャイル式はカンタンな企画書があればいいのです。

ペーパー1枚に書かれているのは自分たちがこれからどう
アジャイル(機敏)な活動するのかを示した指針レベルかもしれません。

その企画書は、もしかしたらペーパーやPDFでは存在せず、
スタッフの頭の中に存在するもの、という可能性もあります。

実行してみて修正すべき点はどんどん改良していこう!
ということをスタッフで共有しています。

まとめ

このように企画書を取り巻く環境が大きく変わってきています。
企画書の書き方もこれらの変化を意識することで、
より効率的に伝わりやすい企画書を書くことができます。

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