ブレないアウトラインの作り方

ようこそ、コツサイトへ。
プランナーのきのカズです。
本の原稿執筆のように長文を書くときには
いきなりかき出すのではなく
あらかじめアウトラインを作ります。
今日はそのアウトラインの作り方をご紹介します。
アウトラインとは
アウトラインとは
見出しだけ書き出して順番に並べ、
全体の構造を見渡すために作った
目次のようなもの。
長文の原稿執筆においてアウトラインは旅行に行く時の「地図」に例えることができます。
地図があれば少なくとも目的地に行くために
北に向かえばいいのか、南に向かえばいいのか、判断がつきます。
文書をかき出すとアウトライン通りに行かない
しかし、アウトライナーがあればスラスラと文章が書けるかというとそう上手くはいきません。
これでは何のためにアウトラインを作ったのかわかりません。
僕の主観的なデータですがアウトラインを作った100人がいたら99人くらいは最初に作ったアウトライナーとは別の構造の文章が出来上がっているのではないでしょうか?
ホント、書き出すとアウトライン通りにいきません。
その原因を考えて見ました。
見出しに無理があった場合です。
例えば、アウトラインとして見出しを順番で並べたけれど
文章をかき出すとうまく繋がらない、という原因が考えられます。
見出し1つを1つの「章」と考えた場合、
「章」の内部構造が見えていなかった、と言うことです。
見出し1だけでなく見出し2のレベル(章単位)でもアウトラインを作る
こういったミスを犯さない対処法方として考えたのが次のやり方です。
アウトラインとして作成した見出しは章単位の見出しと定義できます。
それを見出し1としたら、その下位レベル(章の内部の見出し:節)に
当たる見出しを見出し2とし、章単位のアウトラインを作っていきます。
このように文章の全体構造だけでなく章単位の構造もあらかじめ決めておくのです。
これである程度文章執筆時にアウトラインからの脱線を防げます。
それでもアウトラインから脱線する時がある
しかし、それでもアウトライナーから脱線することがあります。
どんな場合かというと文章を書いていてアイデアが閃いた場合です。
もっとこうすれば文章も構造も良くなる!と気付いた時、その発見に抗うことはできm戦。
すぐさま見出し1と2の見直しをしたり、文章を書きなおしたりすることになります。
結論から言うと
見出しを作り全体の構造を考える脳と
文章を書く脳は決して1つではなく
それぞれに独立していて
2つの脳の間でアイデアをキャッチボールして
さらに文章のクオリティを高めているのだと思います。
たぶん、たくさんアウトライナーを作り
文章を書き続けることで慣れるしかないのだと思います。
まとめ
文書の全体だけでなく章単位でもアウトラインを作る。
もっといいアイデアが閃いた時は抵抗せずアウトラインを見直す。
と言うやり方を僕は採用しています。
アウトラインばかりやり直していると無駄な気もしますが
僕は
Pages
iPad2018
Apple Pencil
GoodNotes
といったツールを使いこなして
無駄をカバーし、執筆の効率を高めています。