コンテキストについて学び、感じる。

コンテキストには7つの切り口がある
昨夜、「コンテキストの理解と実践」UXワークショップ:【第50回】に参加しました。
そこでコンテキストとは何かを学びました。
例えば、コンテキストには
1: デバイス
2: 環境
3: 時間
4: 行動
5: パーソナル
6: 場所
7: ソーシャル
というように7つの切り口があるそうです。
要件とコンテキスト
例えば、自動販売機でジュースを買うとき、
「ジュースを買う」が「要件」で
それ以外のことが「コンテキスト」になり得るということでした。
今回、このワークショップでコンテキストについて学びましたが、使いこなすにはまだまだ修行をしなければいけないようです。
コンテキストを学び、気をつけていると「あっ、これがコンテキストね!」と気づく瞬間があると講師の方がおしゃっていました。
なるほどなぁ、と感心しながらワークショップを終え、昨日は事情があり都内のカプセルホテルに泊まりました。
なぜ、ホテルの話をするかというと、そこでコンテキストの気づきがあったからです。
コンテキストの気づき
カプセルホテルの洗面所は共同です。
大きな鏡があり、手前に手を洗う洗面台があります。
鏡と洗面台の間に物を載せられる空間があります。
これが結構、広い。
そのせいか、洗面台の前に立つと鏡との距離がかなりあります。
少なくとも我が家と比べると。
そのため、朝、ヒゲを剃るとき、剃り残しがないかなど、目視で確認しづらいのです。
その時、洗面所の壁に顔を近づけて確認できる鏡があればいいのに!と思いました。
この場合、要件は「髭をそる」。
コンテキストは「鏡」「距離」になるのでしょう。
コンテキストを学んだことで、それに気づくセンサーが自分の中に少しできたような気がします。
まとめ
コンテキストには7つの切り口がある。
基礎を学ぶことでコンテキストに気づくことができるようになる。